#003 サマソニ決定の次はビールのCMを狙う! 双子ラッパー率いるバンドP.O.Pのおもてなし活動

最近Mucre編集部の中で大注目のP.O.P(ピーオーピー)。
一度ライブを見たら人に教えずにはいられない、今回はそんな彼らのライブレポートとラッパー上鈴木兄弟のインタビューをお届けする。

左:上鈴木伯周さん(弟)、右:上鈴木タカヒロさん(兄)”似てない双子”との触れ込みだがやはり双子、似ている。編集部なりに区別を付けると、ハの字眉毛でポケットからお小遣いを出すのが兄。プレイスタイルがキマっているのが弟。今のところ声の区別は付かない。

P.O.P(ピーオーピー)メンバー
上鈴木伯周(MC)
上鈴木タカヒロ(MC)
さいとうりょうじ(Guitar,Keyboard,Chorus)
黒川貴史(Flute)
馬場智也(Drum)
ヤマザキタケル(Keyboard)

上鈴木伯周氏と上鈴木タカヒロ氏は双子のラッパーとして活動。2009年の映画ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリをはじめ数々の賞を受賞した「SRサイタマノラッパー」シリーズではラップ監修および俳優として出演。映画マニアで知られるライムスター宇多丸氏に「号泣メーン」と言わせるほどの名画である。その他、著書「ラップの教科書」、NHK Eテレ「シャキーン!」などへのラップ提供&出演と、自身のラッッパーとしての活動だけでなく、ラップの伝道師としても精力的に活動中。

8月7日、代官山LOOPにてP.O.Pワンマンライブ「360°Premium LIVE」が行われた。ステージに楽器が並ぶライブとは違い、フロアの中心に楽器を円形に配置し、バンドメンバーはそれぞれ向かい合って演奏をする中でラップをするという、珍しい形式のライブだ。


普段観客がいるフロアで演奏するバンドを取り囲んで見るライブってどんなものだろう…。

「お客さんは妙齢が多いんだよね~」
「サブカルホイホイ」

と自らを分析する上鈴木兄弟。P.O.PはR&Bやファンク、ロック、様々なジャンルを自由に演奏するテクニシャンバンドと、大人になって眠りかけの感覚を直に刺激するある意味ストレートな欲求と何も批判しないけれどハッピーかつ、ちょっぴりスパイスがちりばめられたラップが、サブカル好きな妙齢の大人を惹きつけるのかもしれない。


※ライブのために麻雀で集中力を高めるテクニシャンバンドとリラックス中の当日のゲストBIKKE氏

このライブは3人のゲストに+αを迎えてそれぞれ特色あるステージを見せてくれた印象。今後のP.O.Pの活動を予感させるライブになっていたと思う。

最初はP.O.P単独のステージ。「法螺貝」(セットリストに記載されていましたのでそのまま記載)の勇ましいサウンドと共に、いつものようにビールとタバコを持参でステージに登場。一風変わったバンドの配置に最初は戸惑いながらも「我が家へようこそ!」とMC、「Don’t think.BEER!」で一気に観客との距離が縮まる。


とにかく2人はビールを飲む!ビールが大好き!!その歌が「Don’t think.BEER!」だ。


そして


ビールを配る。配るビールはそれぞれのライブハウスで毎回上鈴木さんが自腹で購入して観客に配っているそうだ。

各SNSやWEB検索で”ビール 双子”でヒットするように狙っているP.O.P。実はとっても策士な二人。

「SNSを駆使していきたい」と時折見せる真剣な表情には、今後もビールを配り続けるという彼らのスタンスを感じる。たとえ東京ドーム公演が決まったとしても。

最初のゲストはBIKKEさん!(TOKYO NO.1 SOUL SET)
1stアルバムにてフィーチャリングで参加したBIKKE氏。


その曲名は「中学生日記」。サビに合わせてメンバーとこぶしを振り上げる一体感は歌詞の内容を忘れてしまうほど (まずはMVをご覧いただきたい)


BIKKE氏との出会いはとあるイベントの打ち上げで意気投合したのがきっかけで、想像していたよりずっと面白いBIKKE氏とMCで息もぴったり合っている。
ちなみに、編集部がBIKKE氏に今日のTシャツのブランドを尋ねたところ「そんなの気にしてないよ」とのこと。

その後は突然のHELクライム!

地獄をテーマにしたヒップホップユニットの「HELクライム」。その気迫に会場はプロレス会場のような熱気を帯びた雰囲気だ。


P.O.Pテクニシャン 黒川貴史氏 フルート、ヒューマンビートボックスの他にホラ貝も担当している。

2人目のゲストは女優の谷桃子氏。
テーマは「ラップ講座」。ラップ初心者の谷氏に簡単にお手本を見せて、ぶっつけ本番でラップをしてもらうというコーナー。


最初谷氏は少し躊躇していたようだが、一度マイクを握るとエガちゃん愛溢れるラップが炸裂する。
それをどこまで詳細に書いたらいいのかわからない程に衝撃的な時間を共有することになっていた。

「素人が面白い」こう語る上鈴木兄弟。
サイタマノラッパーでのラップ監修経て、あるいはそれ以前からなのか、多くの人にラップを広める、そんな時間を皆と楽しむことを大切にしているのがとても印象的だ。
「ラップにしてみると思わぬ事や本音がでてくるのが面白い。子供やシニア向けにも教えてみたい」とも。

それをライブで実践する彼らの技術の高さに裏付けされた自信が伝わってきた。ビール配りと同じように注目されるコーナーとなってほしい。


P.O.Pテクニシャン さいとうりょうじ氏。ギター、キーボード、歌声もとても素敵だ。
この日に一番盛り上がったのは、BOφWYのマリオネットのフレーズを弾いた場面。

そして最後のゲストは中塚武氏


2004年頃からスタートしていたP.O.Pの活動が最近また活発になったのには、2014年に1stアルバムを発表したことが理由の1つにある。それを後押ししたのが中塚氏の存在とのことだ。彼のレーベルDelicatessen Recordingsからアルバムがリリースされたのだ。
産んでくれてありがとう。編集部はそう心の中で唱えながら家族のようなコラボレーションを楽しんだ。


P.O.Pテクニシャン 馬場智也氏。彼がリードボーカルを務める「The Last Train」はまさに名曲だ


P.O.Pテクニシャン ヤマザキタケル氏。どんなリクエストにも即興で応える


「Watch me」 ではサビで眼鏡を動かすパフォーマンス。会場の眼鏡っ子は全員でこのパフォーマンスに参加する。


「家みたい」と言っていた、独特の配置のライブも気がつけばこちらもすっかり“遊びに来た”感覚で、参加した観客は普段のライブの何倍もP.O.P魅力に触れることができたのではないだろうか。

P.O.Pの魅力は、観客とアーティストの壁を感じない親しみやすいトークやおもてなしの雰囲気に加え、演奏やラップのクオリティーの高さにあると考える。一度ステージを見ると友達に「おもしろいグループがいるの!双子 ビールで検索してみて!」と言わずにはいられない魅力がある。

ついに「出れんの!?サマソニ!?」枠でフェス出演を獲得、念願のファレル・ウイリアムスと(別ステージだが)共演を果たすP.O.P。今秋2ndアルバムをリリース予定の彼らが目指す次の目標はビールのCMとラップ講座の番組!「Don’t think.BEER!」でCMに登場する日はそう遠くないと確信する。出れんの!?ビールのCM!?

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2015年8月7日(金)
代官山LOOP
P.O.Pワンマンライブ「360°Premium LIVE」

●セットリスト
法螺貝
Rock with You (Michael Jackson)
Don’t think.BEER!
煩悩Thank you
フインキーワード

黄昏’95 with BIKKE
中学生日記 with BIKKE
HELクライムのテーマ with HELクライム

別れても好きな人 with 谷桃子
フリースタイルラップ with 谷桃子

ショータイム with 中塚武
冷たい情熱 with 中塚武
Your Voice with 中塚武

The Last Train feat. 馬場智也

Watch me

○アンコール
本当は歌いたいよ
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P.O.P公式サイト   (ビール 双子で検索も可)

■今後のライブ・イベント出演予定
8月16日(日) SUMMER SONIC「出れんの!?サマソニ!?ステージ
9月26日(土) 宙音

■1stアルバム
P.O.P「たのしいことばかりありますように」

itunes
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